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ドライマウスの治療法

ドライマウス改善のための第一歩は、原因の特定から

~ 2011年 田島レポート「ドライマウス」vol.3 ~


 ドライマウスになる原因は1つではありませんので、まず原因を特定してその除去が重要になってきます。まず基礎疾患の糖尿病や腎疾患のある場合は、その治療に専念しましょう。ドライマウスが辛いかと言ってその治療を疎かにして基礎疾患が悪化するようでは意味がありません。


 勝手に薬をやめてしまうと治したい症状を悪化してしまう恐れがありますので、処方してくれた担当の先生に相談をして変更、減量してもらいましょう。

ドライマウスの治療薬、漢方

  1. セビメリン塩酸塩水和物(サリグレン・エボザック)

  2. ピロカルピン塩酸塩(サラジェン)

  3. アネトールトリチオン(フェルビテン)

  4. 漢方薬(麦門冬湯・白虎加人参湯)


 この4つの治療薬は、唾液分泌促進効果のある薬剤です。 ドライマウスの症状により飲む薬も変わりますし副作用もありますので、治療薬の服用は医師の指示に従いましょう。

ドライマウス治療のためのトレーニング

 「老化」「筋力低下」「シェーグレン症候群」が主の原因の治療法は口腔機能療法(OralFunctional Therapy:OTF)がよいでしょう。OTFとは、筋機能療法(Myofunctional Therapy:MFT)を応用した口唇や舌運動を促進することによる唾液分泌改善と、口閉鎖の是正や呼吸法、姿勢、生活指導を行うドライマウスの治療法です。


 筋機能療法(Myofunctional Therapy:MFT)のトレーニングを行います。舌や口腔周辺筋の筋肉アップにより正しい嚥下方法を身につけます。口呼吸に効果があると言われている治療法です。

ドライマウスの治療法1「舌運動」

ドライマウスの治療法2「舌・咀嚼力の強化」

ドライマウスの治療法3「舌・嚥下機能の強化」

ドライマウス治療4(口唇運動)

ドライマウス治療の改善ポイント

ドライマウス改善ポイント1「呼吸法・姿勢」

 口唇閉鎖の是正や呼吸法、姿勢の指導により口呼吸を改善させます。姿勢が悪いと口呼吸や舌の位置が安定しないため、正しい姿勢を指導して鼻呼吸出来るようにする。 正しい姿勢の指導を受けてもなかなか姿勢が改善しない場合は、整体やカイロプラクティック等で姿勢の矯正をすると良いでしょう。

ドライマウス改善ポイント2「うつや自律神経失調症」

 うつ、自律神経失調症が原因でドライマウスになっている方は、うつや自律神経失調症の治療が必要となります。病院で治療を行う場合もあれば、当院のようにうつや自律神経失調症に対応できる整体院などを利用するのもお勧めです。


 また、先ほどお伝えした4つのストレス(精神的・構造的・化学的・温度と湿度)のどのストレスを受けているかを考え、たくさん受けているストレスに対して対処するといいでしょう。


 ※どのストレスを受けているのかをチェックしたい場合は「ストレスチェック」のページが便利ですのでご活用ください。

ドライマウス改善ポイント3「食生活」

 食生活指導による生活習慣の改善もポイントです。適切な食生活の提案や噛みごたえある食事の提案。唾液分泌は、自律神経の支配を受けているので生活リズムの安定が自律神経の安定に繋がるため、生活状況の改善を指導する。(化学的ストレスと精神的ストレスの軽減)

ドライマウスの対処法

 ドライマウスの対処方法は、薬と違い副作用がなく薬より口腔内の不快な症状を素早く取り除く事が可能です。どの原因のドライマウスにも対応可能なのが特徴である。


日常で使えるドライマウス対策

 ドライマウス対策で、日常で注意することを細かくまとめてみましたので、以下を参考にしてみてください。


  1. 口腔内の湿潤に気をつける。

     口に中を潤す事が、ドライマウスには重要です。こまめに水分を摂取しましょう。その時、糖分の入った飲み物は、虫歯や糖尿病になりやすく、コーヒー、お茶も利尿作用があるため体内の水分が排出されるため脱水状態になりやすく唾液分泌が低下します。


     コーヒー、お茶はカフェインが含まれているので、交感神経が働きやすくなり、これも唾液の分泌が阻害されます。きれいなお水がいいでしょう。アルコールは水分になりません。

  2. 部屋の湿度にも注意。

     乾燥すると菌、ウイルスが繁殖しやすいので風邪を引くと鼻が詰まり、口呼吸になり口腔内の乾燥しやすくなりドライマウスになります。

  3. 口腔内を清潔に

     唾液の分泌量が減ると口の中が不潔になり口臭の原因になります。歯磨きやうがいを毎日必ず行うことがドライマウスの対策となります。

  4. 咀嚼回数を増やす。

     口の周りの筋肉が衰え咀嚼の回数が減ると唾液の分泌が低下しドライマウスになります。筋肉が衰えないようによく噛み、歯ごたえのある物を食べるようにしましょう。ガムや飴を食べるのもドライマウス対策として有効です。(シュガーレスがお勧めです。)

  5. 軽い運動を行う。

     自律神経が唾液腺をコントロールしているのは、お伝えしました。ストレスで自律神経が、乱れますのでストレスに負けない心身を作るために適度な運動で身体を鍛え、身体を動かす事でストレス発散をしましょう。激しい運動は、逆効果になりますので自分の体力にあった運動をお勧めします。ストレッチやウォーキング等。

ドライマウス増加の原因(まとめ)

 色々とお伝えしてきましたが、ドライマウスは様々な治療法、対処法があります。ドライマウスは現代病の1つです。ストレス社会と言われ続け、何年も経過しています。しかしいつの時代もストレスはあったでしょう。なぜ、今は現代病(うつ、自律神経失調症など)が年々増え続けているのでしょうか?


 私は、原因は2つあると思います。

ドライマウス増加の原因1「インターネットの普及」

 1つ目は、インターネットの普及でしょう。
情報社会で便利になり物凄いスピードで情報が流れ社会が進みそれに対応しようと、頑張り過ぎてしまい脳や身体が疲れしかし休んだら世の中から取り残されるという強迫観念が出てしまい、また頑張り身体がついていけなくなっているのだと思います。

ドライマウス増加の原因2「食生活の変化」

 2つ目は、食生活の急激な変化でしょう。
日本は、戦後急激に発展して食文化も欧米の高カロリー、高タンパク質に変わり、身体が新しい食の消化分解に間に合わず、身体の不調が出てきているのだと思われます。現代病の1つであるドライマウスは生死に直接関わる事は、少ないですがドライマウスは、重大な病気になる前の身体からの警告信号と捉えましょう。


 口が乾く事により、口臭が気になって人と会話したりすることが出来なくなります。これをストレスと感じる人は多く、元々ストレスが多くてドライマウスになっているのに、更にストレスを抱え込むことになります。


 ストレスがたまると自律神経失調症やうつ、そして引きこもりになる恐れもあります。また、唾液が分泌されない事でウイルスに感染しやすくもなります。更に味覚が鈍感になるため、味の濃い食べ物を食べるようになります。すると高血圧になり、心臓病や脳梗塞にもなる可能性も増えます。


 最近では、柔らかい食べ物が流行っているため、噛む回数が減ることで顎関節症や舌痛症の人が増えています。口の乾きを軽視しないで身体からの警告信号と思い、日常生活を改めることにより健康でより良い生活が送れるでしょう。


~ 参考文献 ~

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健療施術院(けんりょうせじゅついん)は、整体療法専門家集団と言われる健療院グループの本院。
神奈川県藤沢市にて1992年からの実績がある。


グループ全体で整体術はもちろんのこと、解剖学・生理学・姿勢分類学・東洋医学・心理学・栄養学・カウンセリング技法など症状に関わる全てのことを日々研究・勉強している。

健療施術院主催のうつ・自律神経の研究会には、神奈川県内からだけでなく、大阪・奈良・仙台・栃木・茨木・埼玉・東京・千葉・高知・新潟・富山・滋賀からも多くの先生が集まっている。

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