うつ・自律神経失調症の方へ「もうダメだ!」と動けなくなる前に整体で元気復活


ホーム  >  症状別対処法  >  女性ホルモン月経生理)のしくみだった

女性ホルモンと月経(生理)のしくみ

☆女性ホルモンと月経(生理)の関係についてレポートしています。

~ 2017年 佐久間レポート「女性ホルモンと自律神経の深い関係」vol.2 ~


 月経とは、子宮内膜からの出血が周期的に起こることをいい、およそ1か月の間隔をおいて、一定の日数続いた後に自然と止まります。
妊娠と出産を経て子孫を残すため、女性に自然に備わったしくみと言えます。
この月経と月経のあいだの周期の中で、主に女性ホルモンの働きによって、子宮や体全体が妊娠とその継続が可能な環境へと徐々に準備されていきます。


 しかし、妊娠がなければその環境はいったん不要となり、次のタイミングに備えてお掃除とリフォームが行われます。
そこで出る廃棄物を処理しているのが月経なのです。


女性ホルモンと月経(生理)の周期

 通常、月経開始日を1日目とし、次の月経開始前日までを1サイクルとして月経周期と呼びます。
月経周期は25~38日、月経の継続日数は3~7日が正常範囲とされています。


※右にスライドできます。

  卵胞期 排卵期 黄体期 月経期
エストロゲン

徐々に上昇

ピーク

低→高→低

低い

子宮内膜

増殖し厚くなる

分泌期に移行

分泌期

剥がれ落ちる

基礎体温

低温期

最低温期

高温期

低温期に移行

その他

卵胞の成熟

黄体形成ホルモンがピーク→排卵

黄体形成

卵胞刺激ホルモン分泌


卵胞期

 月経後、排卵までの期間が卵胞期です。
卵子は「卵胞」という袋のようなものに包まれた状態で卵巣の中に存在しており、卵子が卵胞から飛び出て卵巣から卵管へ放出されることを排卵といいます。
そして、「卵胞刺激ホルモン」によって成熟した卵胞から分泌されるのが卵胞ホルモン「エストロゲン」です。
エストロゲン作用により、子宮内膜は増殖して厚くなり、血流量を増やして着床の準備をします。


 一定量のエストロゲンが分泌されると、「卵胞刺激ホルモン」の分泌はいったん止まり、同じく下垂体前葉から今度は「黄体形成ホルモン」の分泌が始まります。


排卵期

 「黄体形成ホルモン」の分泌が上昇してピークを迎えると、その作用によって卵胞から卵子が飛び出て排卵が起こります。
これを機に、エストロゲンは減少へ、プロゲステロンは増加へと切り替わります。
また、基礎体温【※】は最も低くなりやすく、ちょうど低温期と高温期の境目となります。


黄体期

 卵子が飛び出たあとの卵胞は、「黄体」という物質に変わります。
その黄体から分泌されるのが黄体ホルモン「プロゲステロン」です。
プロゲステロン作用により、子宮内膜は着床後の妊娠維持のために腺などが変化する「分泌期」と言われる状態に移行します。
また、プロゲステロンには体温調節の中枢(視床下部)へ働きかけて体温を上昇させるという作用があるため、黄体期を通して高温期となります。


 ※基礎体温:人の活動が最低限の生命維持状態にあるときの体温。
通常は朝目覚めた直後の横になった状態で口腔内を測った温度を基礎体温とする。


月経(生理)に関わる女性ホルモンの分泌は脳から始まる

 月経は、子宮や卵巣の周りだけで完結するものではありません。
その始まりは脳の「視床下部」というところで起こります。


 視床下部から分泌されたホルモン「ゴナドトロピン放出ホルモン」は、同じく脳の「下垂体前葉」に働きかけ、卵子を包んでいる卵胞を刺激するホルモン「卵胞刺激ホルモン」、排卵後の黄体をつくるホルモン「黄体形成ホルモン」をそれぞれ分泌させます。
これらが卵巣に働きかけて初めて、卵巣から女性ホルモンが分泌されるのです。


 しかし、単に次の器官へ働きかけるだけでは、その分泌量や周期のコントロールはできません。
そこで、主にエストロゲンが上位の器官に対して「濃度がこのくらいなので、ホルモンを減らして(増やして)」というように働きかけます。
このようなしくみは「フィードバック機構」と呼ばれ、分泌量などを適切にコントロールするため、女性ホルモンをはじめ体内の様々な機能で見られるものです。


 なお、月経の始まりをコントロールする「視床下部」は、様々な機能の中枢を担っており、代表的な機能として「自律神経のコントロール」があげられます。
ストレスが掛かると月経周期が乱れることがよくありますが、それは月経の中枢とストレスに反応する自律神経の中枢が同じであることが大きな原因となっています。


女性ホルモンの乱れと月経の異常

 日本人の正常な月経の範囲は、


 とされています。
これらの範囲に対して大幅にずれがあれば、月経異常とみなされる可能性が高くなります。
ただし、思春期や更年期など、月経が不安定になりやすい期間についてはこの限りではありません。 


 月経は妊娠のためのしくみであることから、月経の異常は不妊につながってしまいます。
また、脳の中枢を介した自律神経への影響や、ホルモンによる体全体への影響も見過ごせません。
妊娠を望む望まないにかかわらず、自分の月経の状態をしっかり把握し、異常があればしっかりと検査や対処をしましょう。


 ここでは、代表的な月経の異常についてそれぞれ簡単にまとめます。


月経周期の異常

無月経

 思春期以前・妊娠中・産後・授乳中・閉経後の期間以外にもかかわらず月経が見られないものは「病的無月経」とされます。


 おもな原因としては、月経にかかわるホルモン分泌の異常があげられます。
何らかの要因によって、脳(視床下部、下垂体前葉)や卵巣のホルモン分泌が障害され、月経のメカニズムのどこかが途切れてしまうことで、月経自体が起こらなくなってしまいます。


 薬剤の中には、「プロラクチン」(乳腺刺激ホルモン)の血中濃度を高める(高プロラクチン血症)ことで間接的に月経のホルモン分泌を乱す作用をもつものがあるため、服用中の薬がある場合にはその影響を確認する必要があります。


 特別な病気が無くても、体への大きな負担(激しい運動、手術、大幅な減量など)がかかると、自分を守るための緊急反応として月経が無くなることがあります。


 なお、女性ホルモンの原料はコレステロールなので、極端に脂肪を減らすような運動や減量は女性ホルモン量の低下につながってしまいます。


 また、精神的なストレスは視床下部の機能低下を起こし、無月経の原因になります。


希発月経

 月経周期が39日以上になるものをいいます。
黄体期(安定した基礎体温の高温期)が14日ほど続いていれば、卵胞の成熟に時間がかかるだけで排卵はあるため、問題ないとされます。
そうでなければ、無排卵の可能性が高く、ホルモン分泌の異常や慢性全身性疾患により起こります。


頻発月経

 月経周期が24日以内になるものをいいます。
卵胞期が短い場合は卵胞の成熟が不十分な可能性があります。
黄体期が短い場合は後に述べる「黄体機能不全」にあたります。
どちらの期間の短縮かは基礎体温によっておおよそ判別できます。
視床下部以下の月経調節機構のいずれかの機能障害が考えられます。


不整周期月経

 月経周期の変動が7日以上のものをいいます。
無月経、希発月経、頻発月経が交互にあるいはランダムに起こるような状態です。
それぞれの周期異常の原因をつぶしていく必要があるでしょう。


月経日数の異常

過短月経・過少月経

 月経日数が2日以内のものを過短月経、経血量が異常に少ない(20ml以下)ものを過少月経といいます。
これらの原因は共通していて、多くは同時に起こります。
何らかの疾患やホルモンの分泌不足により、排出されるべき子宮内膜が十分に発育していない、あるいはそもそも存在しないことで起こります。


過長月経・過多月経

 月経日数が8日以上のものを過長月経、経血量が異常に多い(140ml以上)ものを過多月経といいます。
これらの原因は共通していて、多くは同時に起こります。


 なお、過多月経の場合は貧血となってだるさや不快感が顕著にあらわれたり、レバー状の塊が多くできたりといった状態がみられます。
子宮筋腫や、子宮内出血を起こすような疾患(子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮体がんなど)、血液疾患が原因となります。


 また、プロゲステロンの分泌が不十分だと、子宮内膜がいっぺんに剥がれ落ちきれずに月経が長引く原因となります。


その他の月経異常

無排卵月経

 規則的に月経はあっても、排卵が無い場合があります。
排卵後に形成されるはずの黄体が形成されず、プロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌されません。
このため、基礎体温の高温期がみられず、子宮内膜の環境も分泌期といわれる状態になりません。
毎回排卵がないという場合もあれば、あったりなかったりという場合もあります。


 本人としては通常の月経との違いがわからず、病院での検査や基礎体温の確認などで初めて認識することになるでしょう。
おもな原因は無月経とほぼ同様です。


黄体機能不全

 黄体は通常14日程度は退縮せずに存在しますが、早めに退縮してしまったり、ホルモンを十分に分泌できなかったりと、その機能が発揮できていない場合があります。


 黄体が正常に機能していれば基礎体温の高温期が安定して10日以上維持されますので、不安定であったり短い場合には黄体機能不全を疑います。
プロゲステロン(黄体ホルモン)は着床や妊娠の維持に必要なホルモンであるため、不妊の可能性が高まります。


 はっきりとした原因は不明の場合が多く、ほかの月経異常と同様にホルモン分泌の異常や脳の一部機能障害などの原因が重なりあって起こるとされます。


このページでは、「女性ホルモンと月経(生理)のしくみ」についてお伝えしました。
次の「女性ホルモンの乱れと月経(生理)にともなう不調」では、女性ホルモンと月経(生理)に関する不調についてまとめています。


こんなページも読まれています


うつ・自律神経に詳しい整体院のブログ

自律神経を活性化させる基本的なこと



当院は、頑張るあなたを応援しています。
だから、も整体を受けられます。
月・木・土 9:00 ~ 19:45
火・金 9:00 ~ 16:45 ※水曜定休
9:00 ~ 19:00 ※お昼休み 12:00 ~ 13:35  ※水曜定休

ご予約はこちらから...
0466-33-3299

ご予約はこちらから...
0466-33-3299

 うつ・自律神経失調症と副腎の関係についてお伝えしました。毎日がんばっているあなたに、健療施術院からのメッセージがありますので引き続き下記のページをご確認ください。


*


藤沢で20年以上の実績がある整体「健療施術院」からあなたへ


*

* ページの先頭へ戻る

健療施術院(けんりょうせじゅついん)は、整体療法専門家集団と言われる健療院グループの本院。
神奈川県藤沢市にて1992年からの実績がある。


グループ全体で整体術はもちろんのこと、解剖学・生理学・姿勢分類学・東洋医学・心理学・栄養学・カウンセリング技法など症状に関わる全てのことを日々研究・勉強している。

健療施術院主催のうつ・自律神経の研究会には、神奈川県内からだけでなく、大阪・奈良・仙台・栃木・茨木・埼玉・東京・千葉・高知・新潟・富山・滋賀からも多くの先生が集まっている。

うつ・自律神経などの対処法を院内研修で常に行っている。

あなたの代役は一人もいません!
あなたが倒れたら、あなたの仕事・家事・子育ては誰がするのですか?
もうダメだと倒れる前に整体院ご来院下さい。


当整体院は、藤沢市・茅ヶ崎市・鎌倉市・平塚市・横浜市・逗子市・小田原市など首都圏から来る患者さんが多い整体院です。
自律神経失調症、肩こり、腰痛、めまい、耳鳴り、顎関節症、冷え性、不眠症、頭痛などの症状の方がお見えになります。

*

* ご予約:0466-33-3299

JR東海道線(辻堂駅)南口から徒歩3分
〒251-0043 神奈川県藤沢市辻堂元町1-2-6-1F
「健療施術院」
*


(C) 1996 健療施術院