ホーム > 今昔物語 道永真由己 VOL.1
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、実は私、この業界へ入る前は、いわゆる普通のOLでした。
偶然見つけた健療施術院のホームページに衝撃を受け、この業界では何の即戦力にもならない未経験の私が、熱意だけで健療施術院の門を叩き、プロ集団の中にご縁あって拾って頂きました。(色々と条件こそありましたが、それは後のお話)
振り返ると、無知ゆえの怖いもの知らず、恐ろしいまでの行動力でした。
これもまた、若さゆえとでもいいましょうか(笑)
そんな、異色の経歴を持つ私が、これから7回に渡り、今昔物語を紡がせて頂きます。
しばらくのお時間、気長に、気楽に、お付き合いください。
舞台は、大河ドラマ「西郷(せご)どん」の地でもある鹿児島の海と山に囲まれた片田舎。そこで、大きな赤ちゃんが大きな産声をあげました。
市から、健康優良児の賞状を頂くほど、それはそれは、まんまるとした大きな赤ちゃんでした。
写真で見ても、我ながらスゴイ貫禄です。もはや、男の子か女の子か分からない(笑)
私の両親は、共に先祖代々鹿児島出身なので、私は生粋の「薩摩おごじょ」です。
特に当時の父親は、九州男児としての気質がとても強く、しかも、保守的で真面目な公務員でしたので、それはもうガッチガチに厳しい脅威の存在でした。
口答えしようものなら、口より先に手がとんでくるのはしょっちゅう。
そのかわり、母は、父から一歩引いた献身的な薩摩の女。
父に叱られ、泣いていた私を、優しく守り愛情を育んでくれました。
そのおかげもあって、グレずにすみました(笑)
そんな身内には厳しい父も、外の世界では大変社交的で、「お前は、天降川(自宅近くの川)からどんぶらこっこ、どんぶらこっこと流れてきたのを拾ってきたんだ。」と言って、よく笑いのネタにされたものでした。もはや、桃から生まれた桃太郎の世界です。
当時の純粋だった私は、それが冗談だとは分からず、子供ながらに「私、本当はどこの子供なんだろう」と一時期真剣に悩んだこともありました。
幼少期の私は、「ちびまる子ちゃん」のまる子のようなおかっぱ頭でした。
しかも、夏は真っ黒に日焼けして、お猿さんのような体格のいいおてんば娘で、少し恥ずかしがり屋さんで、いつもニコニコ笑っている子供だったようです。
木登りをしたり、畑で毛虫をつかまえて毛虫動物園を作ったり(今では、ありえないお話です)、缶けり、ケイドロなどなど。
どちらかというと、女の子と遊ぶというよりは、兄の背中を追いかけて男の子のように遊んでおりましたが、私のある一言がきっかけで、その生活も一変していくのでした(私には言った記憶が全くないんですけどね)。
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