更新日:2019.05.02
執 筆:整体師 佐久間舞
春の疲れは癒せていますか?
桜の季節が過ぎ去り、青葉の緑がよく目に映る季節となりました。
異動や入社、入学などでご自身や周りの空気がせわしなかったり、寒暖差の大きい気候に振り回されたりと、心身ともに疲れやすい四月を過ごされた方も多いのではないでしょうか。
そんな時にありがたい10連休!みなさんはどのようにお過ごしでしたか?
リフレッシュできているのが一番ですが、遠出や人混みで疲れた、寝過ぎて逆に疲れた、なんて方もいるのでは...。
そこで今回、新緑のこの季節に「緑」を活用して疲れを回復させる方法をお伝えしていきます。
ポイントは、緑を「見る」「嗅ぐ」「食べる」です。
特別暗くも明るくもなく、暖色でも寒色でもない「緑」色は、目にした時の刺激が少なく、安心、バランス、調和、平和、自然などを連想させる色です。
「疲れ目には自然の風景を」なんて言われるように、新緑のような緑色にはリラックス効果や緊張を緩和する生理的作用があると言われています。緑を求めて公園や山へ行く、パソコンやスマホの画面を森林の風景に変えてみる、お部屋の布類を緑にしてみるなど、身近に緑を取り入れてみましょう。
消臭スプレーや柔軟剤、入浴剤などに「森の香り」や「緑の香り」がありますよね。
この香りの元になる「ヘキセナール」(別名:青葉アルデヒド)というにおい成分が、脳の興奮を鎮めるよう働きかけたり、ストレスレベルを低下させたりすると言われています。
野菜や果物、茶葉などに含まれており、いわゆる「青臭い」と表現される香りです。
色々と嗅ぎ比べてみて、ぜひお気に入りの香りを見つけてみてください。
緑色の食べ物といえば、野菜ですね。今が旬でおすすめのものは...
<キャベツ>
ストレス解消や免疫力強化を助ける「ビタミンC」、胃粘膜強化や消化を助けて内臓の負担を減らす「ビタミンU」(別名:キャベジン)が豊富に含まれています。春キャベツ、甘くて美味しいですよね。
<さやえんどう、スナップエンドウ>
ビタミンCに加え、エネルギー産生・代謝に関わる疲労回復の栄養素「ビタミンB群」が豊富に含まれています。ビタミンCは熱に弱いので、さっと湯がくくらいがお勧めです。
<そら豆>
さやえんどう同様、ビタミンCとB群が豊富に含まれています。ビタミンBの一種「ナイアシン」も多く含まれ、内臓や筋肉、神経などの細胞修復に関わっています。
ところで、お気付きの方もいると思いますが、実は健療院のコーポレートカラー(イメージカラー?)も「緑」なのです。
緑の看板やTシャツに見覚えはありませんか?なかなか疲れが取れずにお困りのときには、こちらの緑に「行く」のも手ですね。
緑をうまく活用して、これからやってくる暑い夏に備えましょう!