なぜ痛むのか。痛みと自律神経の関係。

更新日:2019.03.01

執 筆:整体師&カウンセラー 鈴木直人

2月15日(金)に「症状改善のための心と体の勉強会」を行いました。

今回、参加者の方の聞きたいことの一つに「痛み」というものがありました。

実は、自律神経の働きが乱れると、「痛み」という症状が出ることがあります。
今回のブログではこの「痛み」について、勉強会でお話しした一部を整理してお伝えします。

【 痛み 】
痛みとは、生理学的に2種類に分けられます。
一つは、ぶつけた瞬間や皮膚などを切った瞬間の痛みです。
もう一つは、重だるいような痛みである「鈍痛」です。

鈍痛は、痛む範囲が大きめです。
そして鈍いような痛みであったり、手を当てたり叩きたくなるような痛みです。

今現在、痛みの症状で不快な思いをしている方のほとんどが、この鈍痛でしょう。
症例的にも多い症状です。

この鈍痛の原因は2種類あります。
一つは、「酸素不足」による痛み。
もう一つが、「痛みを抑える神経が働かない」ことによる痛みです。

自律神経の働きが乱れると、このどちらか、もしくは両方が起こります。

例えば、自律神経の働きが乱れると、血管が収縮しやすくなります。
そのため、血液の流れが悪くなります。
酸素は血液によって全身へ運ばれているため、血液の流れが悪くなると様々なところで酸素不足が起きます。
神経は、酸素が不足すると痛みを感じやすくなります。

また、自律神経の大元である脳幹という所には、痛みを抑える神経があります。
自律神経の働きが乱れるということは、脳幹の働きも乱れており、痛みを抑える神経の働きも乱れてしまうのです。
その結果、体の色々なところが痛んだりします。

実はこれらは、痛み止めが効きにくい痛みです。
なぜなら、全てではありませんが多くの痛み止めは、交感神経を活性化させて痛みを感じにくくさせるのです。

先程から何度も出てくる「自律神経の働きの乱れ」とは、交感神経の働き過ぎによる乱れです。

つまり、交感神経が働きすぎているのに、痛み止めを飲んで更に交感神経を働かせると、逆に悪くなってしまう可能性があるのです。
痛みは治まったけど、別の症状が出てくるというようなこともあります。

そのため、このような痛みには、交感神経を沈めて副交感神経を活性化させる必要があります。
簡単なものでは暖めたり、
ストレスから遠ざかったり、
リラックスできる環境を整えたりすることです。

体がゆがんでいる方は、それだけで「構造的ストレス」を脳が感じていますので、整体で体のゆがみを整えるというのも重要です。

痛みと一口に言っても、その特性を知って対策をする必要があるのですね。


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