今昔物語 スタッフ 佐久間舞 VOL.3

前回、のびのび幼少期から一転して健気に「優等生」を演じた小学生時代のお話でした。

中学での部活はバスケを続け、当時は背が高いほうだったので、パワーフォワードかセンター的なポジションでした。(結局中1くらいから身長伸びてないんですよね・・・涙)
いつの間にか何よりも「失敗しない」「悪目立ちしない」を優先する子になっていたので、バスケでも「自分で攻めるよりも得点力のある子にパス回す」「とりあえず守備頑張って失点しない」が行動指針になっていました。
なので、ディフェンスに定評のある池上のような存在でした。(不朽の名作『スラムダーク』をご参照のこと。)
スポーツってほんと性格出ますね。

小学生までは体型をからかわれても「フンッ、チビめ」と動じませんでしたが、さすがに男子も背が伸び、わたしも人の目を気にし始めるお年頃です。
少女漫画は対象年齢の上がった恋愛ものにシフト、さらにファッション雑誌や音楽雑誌を買って繰り返し熟読する日々でした。
雑誌に登場するおしゃれな人々、カッコいい音楽を作る素敵なアーティストたちに憧れる一方で、いまの自分のどうしようもないダサさにため息をつくばかり。
おしゃれな原宿キッズの髪型に憧れて謎のヘアアレンジや超絶短い前髪にしてみたり、眉毛を抜いて母親に怒られたり、友達と行ったライブで帰りが遅くなって家から閉め出されたり・・・。
身につけるものや行動でひっそり自己表現はするのですが、そのかわり(?)に言葉で表現することがどんどん減っていくのでした。

成績はというと、2年生までは授業をきいていればそこそこやれたのですが、なぜか3年生になった途端に急降下...
部活も引退して雑誌を読みふける時間が増えたからか。
さすがに母も見過ごせなかったようで、即、塾の夏期講習に送り込まれました。
適当に志望校を書いてテストを受けたら、まさかの合格可能性「30%」!
さすがにやばいと思って心を入れ替えました。

中3の夏が過ぎると、三者面談の時期です。
先生に志望校を聞かれて「行けるなら○○高かな...」とボソボソ言って怒られたのを覚えています。
「行けるなら、とかじゃなくて行きたいところを聞いてるのよ!」と。
実は、塾のテストで書いたのも面談で言ったのも、当時そこまで行きたいわけでもなく、単に母親の希望を言っていただけでした。
母の希望は名の知れた伝統校、わたしが気になっていたのは割と新しく珍しい学科を設置している高校。
後者は定員が少なく、遠いのがネックでした。当時のわたしには、「遠いけど通えるの?」「こっちのほうがいいと思うな~」という母の圧を押しのけられるほどの意志の強さはなく、あっさり従います。
今となってはいい選択だったと思えるのですが、もしもう一方を選んでいたら・・・とついついタラレバを考えてしまうのは人間の性でしょうね。

次回、突然の自由に戸惑いながら過ごした高校生編です。


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