舌で分かる健康状態
あなたは自分の舌をマジマジとご覧になったことはありますか?
舌で体の状態を把握することを東洋医学では舌診といいます。さぁ、あなたも鏡の前で舌を見てみてください。
舌の両脇がギザギザした跡がある方、そんなあなたの体は水分が余り、舌がむくみ気味の状態です。この状態は東洋医学では気虚といい、体の『気』が不足しているのです。
気とはエネルギーみたいなもので、気が不足すると体の新陳代謝が遅くなり、体の中で古い水分が余った状態になります。新陳代謝とは、古いものを体から排出し、その分新しいものを生み出していくことです。 むくみは足でも舌でも、余分な水分が排泄されないことで起こります。
余分な水分で膨張した舌の両脇は、歯にくっつくように膨張するため、歯型が付いてしまうのです。これが舌のギザギザの原因なのですね。試しに口をあけたまま、舌を引っ込めて見てください。舌のギザギザは、歯にぴったり合うと思います。
新陳代謝を早めるには、適度の運動が必要です。ラジオ体操をやったり、ウォ-キングをしたりして体を動かすことをしてみましょう。
また、舌が白っぽい人もいると思います。これを東洋医学では寒邪(かんじゃ)といいます。「寒さ気(邪気)」が体に入ってきしまっているのですね。
通常、舌は赤っぽいピンク色をしています。実はこのピンク色は血液の色なのです。ですから舌が白っぽい人は、血液の通りが悪くなっているのです。
血液は、酸素だけでなく温度も運んでいます。そのため血液の流れが悪い人は、温度が末端に届かず冷えを起こしてしまいます。
舌の白い方は、足、内臓、背中、手などが特に冷えていることが多いので、よく温めるようにして下さい。冷たい飲み物などは飲まないようにしましょう。
また、舌の上の面に白い苔のようなものがある方はカンジダ菌が繁殖している可能性がります。これは免疫力の低下に伴い起こることなので、やはり体の気、つまり体力がなくなっている状態です。
また、舌が黄色っぽい方は熱邪といい、体に熱がこもっている状態です。交換神経が働きすぎている状態でもあります。 このような時は、口内炎ができていたりします。通常は口内炎の方が先に出来て、体がさらに披露してくると、舌が黄色くなる方がいます。
この状態では、たとえ「元気があっても近い将来に交感神経の過剰な働きからくる、自律神経失調症になりやすくなります(すでに自律神経失調症の場合が多い)。元気だからといって頑張りすぎないようにしてください。
また、口内炎や舌が黄色い方は、カフェインは飲まないようにして下さい。またお肉や辛いものも、無駄な熱を生みやすくなりますので、控えるといいでしょう。 黄色い舌と口内炎は、無駄な熱のためになるのです。
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