音に敏感なときの対策法

更新日:2019.08.30

執 筆:整体師&カウンセラー 鈴木直人

あなたは「大きい音」や「大きな声」に、びっくりしたり怖くなったりすることはありませんか。
本日は、このことについてお話させていただきます。

8月23日に行った「無料:心と体の勉強会」で、「音に敏感」という症状が話題に上がりました。
実はこの症状、自律神経的に解消できる場合があります。

このような症状のある方は、簡単に言うと下記の2つに分かれます。

  1. 感じる能力が高い
  2. 感じた時の対処能力が低い

1.の方は持って生まれた能力などで元々感覚が鋭い方に当てはまります。
この方たちは、敏感な人(HSP:Highly sensitive person)とも呼ばれます。
これは持って生まれた能力であり、生きにくさがあるとともにその才能を活かし活躍する人もいます。

2.の方は、自律神経の力が低下していまい、刺激に対して敏感になっている状態です。
今回は、2.の方を対象に対策をお伝えしていきます。

大きな音や大きな声など、ストレスになることは交感神経で対処します。
つまり、それらに敏感で困る方は、交感神経の力が低下していることがあります。

そのため、交感神経の力を高められると、そのような刺激に対してさほど驚かなくなるようになります。
では、交感神経の力を高めるにはどうしたら良いのでしょうか。

それは、筋肉をたくさん動かすことと大きな声を出すことです。
筋肉を動かすことで交感神経は活発に働きます。
大きな声も同じです。

また、太鼓のように大きな音を自ら出すことも良いでしょう。
太鼓を大きく鳴らすときは、力を込めるために筋肉を強く動かします。
そのため交感神経が活性化して、刺激に対しての耐性が高まります。

もちろん、最初は自分の出している音を感じて不快になることもあるかもしれません。
しかし、自分で出しているため、無意識に耐性を高めようとします。

例えば、大きな音がすると察知すると、人は無意識に「あぶみ骨筋」という筋肉を収縮させます。
あぶみ骨筋は、鼓膜で感じた音をあまり脳に伝えないようにする筋肉ですので、収縮すると音が小さく感じます。
この筋肉は顔面神経が支配していますので、顔面神経麻痺の方は音を大きく感じるという症状が出る場合があります。

(ついでに…逆に「鼓膜張筋」という筋肉は緊張すると音が高く響くようになります。
この筋肉は三叉神経支配ですので、三叉神経が異常に興奮すると高い音が響く感じがします。)

このように、自ら大きな音を出すことは、刺激への耐性を高めます。

また、大きな音に敏感な方は、怒りや喜びを抑える癖もあります。
怒りや喜びは交感神経につながる感情なので、たくさん出すと交感神経が高まり大きな音も平気になってきます。

ラグビーワールドカップやオリンピックなどのスポーツ観戦は、喜びを表現するのに適しています。
また、ライブやコンサートなどで一緒に歌ってくるも良いでしょう。
大きな声で応援したり歌ったりすることで、気にならなくなるでしょう。

【追伸】
先ほどの1.の刺激に敏感な方(HSP:Highly sensitive person)は、少し難しいので、今後機会がありましたらご紹介させていただきます。


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