コロナワクチン。あなたは打つ派? 打たない派?

更新日:2021.09.23

執 筆:整体師&カウンセラー 鈴木直人


違う角度から見るとどうなる?

現在、新型コロナワクチンの接種がすすんでいるところですが、あなたはワクチンを打った方がいいと思いますか?それとも打たない方がいいと思いますか?

今回は、このことについて少し違った視点でお話ししたいと思います。

コロナワクチンのアンチとテーゼ

アンチとテーゼという言葉があります。
たしかヘーゲルという哲学者が言っていたと思います。
今回、言いたいことに合わせて説明いたしますと、物事には「正論」とそれに対しての「反論」があると考えていただければいいと思います。

例えば...
子供はたくさん勉強して、いい大学を出て一流企業に就職する。
これがテーゼ的考え方だとすると、アンチ的考えは、
世間の目を気にしてレールの上をただ進む人生で本当にいいのか?
というものです。

テーゼは一般的に良いと思われるもので、アンチはそれに疑問を投げかける感じでしょうか。

コロナワクチンでいうと、テーゼは医師会や医学会が言っていることでしょう。
つまり、ワクチンを「打つた方がいい」という考え方です。
アンチは、それに反して「打たない方がいい」という考えです。


どちらが良いか考えてみよう

あなたはテーゼ派?
それともアンチ派?

どちらにしても、自分のいつもの思考に引っ張られているということを認識するのが重要です。

もし、日ごろからテーゼ的な考え方ならば、自然とテーゼの情報だけを重要視してしまいます。
逆に日ごろからアンチ的な考え方ならば、アンチの情報だけを重要視してしまいます。

私はウイルスやワクチンの専門家ではないのでどちらの情報が正しいか分かりませんが、体と心の専門家として、気を付けなければならないのは「自己洗脳」だと思っています。

自己洗脳とは、プラセボ効果と同じです。
非常に効く薬だと思って飲むと、ただのうどん粉でも病気が改善するというものですね。

つまり...
ある片方だけの情報ばかりを重要視していると、体がそのように反応してしまうのです。

例えば「コロナワクチンを打ったら○○になる」というアンチの情報を鵜吞みにしていると、ワクチンを打った時に本当にそうなってしまうということです。

現在、世界的にワクチンの接種がすすんでおります。
アンチの情報だけに触れていると、いざ、自分が打たなければならなくなった時に、自己洗脳されているせいで、体の調子が悪くなってしまう可能性があるのです。

自己洗脳が原因の体調不良ですから、ワクチンが原因であると科学的に証明できません。


反対意見も調べてみよう!

実は、子宮頸がんワクチンも、この自己洗脳的な体調不良が起き、問題が起きたとも言われています。

大事なことは、テーゼもアンチも両方とも等しく情報に触れることです。
あるいは、自分が好む情報とは逆の情報に多めに触れたほうが、バランスは取れるかもしれませんね。

主体的になると症状は緩和する

絶対的な答えが分からず「迷う」ということはストレスになりますが、逆に考えると「選択肢」が自分の手の中にあるということになります。
自分で考えて自分で決められるということです。

実は、うつや自律神経失調症の症状も含め、症状に対して「主体的」に深く関わった方が症状の改善は進むと考えられています。

そのため、ワクチンを打つにしろ、打たないにしろ、自分で情報を集め、自分で考え、そして自分が決断をするという過程は、自律神経的に見てもとてもいい刺激になるのです。

まだまだこの状態は続きます。
今まで、体を動かすことや声を出すことなどで体調不良を乗り越えましょうとお伝えしてきましたが、この「自分自身の人生に主体的に関わる」ということもとても重要になるのです。


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