更年期障害と自律神経失調症の関係について

更新日:2014.07.01

更年期障害とは?

更年期障害の更年期とは、いつ頃からのことをいうのでしょうか?女性は閉経をはさんだ前後10~15年に、体に様々な異変が現れてきます。この時期を更年期とよびます。

更年期障害の症状と原因

主な症状としては、ほてり・のぼせ・多汗・手足の冷え・動悸・頻脈・憂うつ・イライラ・肩こり・腰痛・むくみ・しびれ・だるい・尿漏れ・・・と、様々あります。これらが起こるの理由は、女性ホルモンのエストロゲンが急激に減っていくため、皮膚・骨代謝・性器の他、自律神経系にも大きな影響を及ぼすからです。

しかもこの時期には人生のターニングポイントを迎え、精神的ストレスも増えるのも原因の一つです。このように、更年期はあらゆる症状が起こりますが、女性ホルモンの減少によるものだけでなく、長い間の生活習慣のひずみ、体の歪みなどによるものや、全身の加齢による変化が影響しているものもあります。

また、更年期障害の方は自律神経失調症を患っている方が多く、バランスを崩している自律神経を整える整体法なども必要になってくる時があります。ほてり・のぼせ・多汗・手足の冷え・動悸・頻脈・憂うつ・イライラ・肩こり・腰痛・むくみ・しびれ・だるい・などの症状は自律神経失調症でも出てくるのですね。

自分でできる更年期障害の対策

更年期障害や自律神経失調症の症状を軽減させるには、軽いウォーキングやストレッチなどで積極的に身体を動かすこと、食事では、肉・果物・油脂・塩分の取り過ぎに注意をしましょう。逆に、魚(特に青魚)・豆類・野菜をしっかりと摂取し、"腹八分目"を心がけましょう。

また精神的ストレスをためない様、リラックスできる時間をもつ事や、睡眠を充分にとり疲労を溜めないようにする事も大切です。


体の仕組み

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