肝臓の働き

更新日:2014.07.03

執 筆:整体師 内海頼子

あなたは肝臓についてどのくらい知っていますか?

年末からの忘年会、クリスマス、お正月...ご馳走を食べたりお酒を飲んだりが続く時期ですね。皆さんの内臓の様子は外からは見えませんが、実はかなり疲れているはずです。今回はその内臓の中でも肝心かなめの肝臓について簡単にお話しましょう。

栄養素の代謝

一つ目の働きは栄養素の代謝です。

例えば、ご飯、パン、麺類などの糖質を食べるとグリコーゲンとして肝臓内に蓄えたり、必要に応じて血中に放出したりします。また、肉、卵、大豆などのたんぱく質を食べると、消化酵素で分解されたアミノ酸を、人間の体に合ったたんぱく質に作り変えます。

そして、バター、植物油などの脂質は、コレステロールやリン脂質、中性脂肪に合成します。つまり、肝臓は栄養素が人体のエネルギーになるためには必要不可欠なのです。

解毒作用

次に大事な働きは、解毒作用です。

「毒」といわれるピンとこないかもしれませんが、ここでは、人体にとっての「異物」をいいます。アルコールや、コンビニ食品や、加工食品によく含まれる食品添加物(着色料・保存料など)をはじめ、病気を治すための薬でさえこれにあたるのです。

肝臓はこうした異物を分解処理し無毒化して体外に排出してくれます。このようにみてみると年末年始にかけては、肝臓がフル回転していることがよくわかりますね。特に毎日のようにお酒をたくさん飲む方は、アルコールの処理におわれ、その他の分解がおろそかになりがちです。

その結果脂肪が体に付きやすいということになるのです。

肝臓の疲れの原因と対策

特に、急激におなかがだぶついてきた...なんていう方は肝臓が疲れている可能性大です。アルコールの取りすぎだけでなく、インスタント食品や外食も要注意です。これらが多いとどうしても糖質や脂質の摂取量が増えてしまうのです。
すると、体が必要とするたんぱく質やビタミン、ミネラルが不足してしまいます。

栄養が偏ると肝臓は十分に機能を果たす事が出来ず、脂肪の代謝に異常が起こります。脂肪肝にもなりやすいので気をつけましょう。お酒のつまみは揚げ物・ご飯物を控え、豆腐や焼き魚などのたんぱく質に換えたり、豪華ディナーで食べ過ぎた次の日の朝食は少量にして内臓を休めてあげたりするのも良いでしょう!


体の仕組み

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