舌が白い・舌が黄色い原因と自律神経の関係

更新日:2014.07.01

執 筆:整体師&カウンセラー 鈴木直人

自分の舌の色や状態を鏡でチェックしてみましょう

あなたは自分の舌をよく見たことがありますか?
舌は自律神経の状態が出やすいところです。
そのため、舌の状態で自律神経がどのように乱れているのか判断できると、適切な対策ができるようになります。

さぁ、あなたも自分の舌の状態を鏡でチェックしてみて下さい。
チェックをしてみて舌の状態が白かったり、黄色かったり、舌の周りがギザギザしている場合は注意が必要です。

舌の色が白い、舌の周りがギザギザしている原因

まず、舌の周りがギザギザになっている方。
この原因は、体の新陳代謝・水分代謝の低下で舌が膨張してしまい、歯型が付いているのです。 簡単に言うと、舌の浮腫み(むくみ)です。
このような方は、自律神経の働きが少し低下している状態です。

自律神経には、交感神経と副交感神経の二つがありますが、両方とも働きが少し低下しています。
そのため、体を動かそうとするエネルギー(交感神経)も、体を治そうとするエネルギー(副交感神経)も不足気味の状態です。

舌の周りがギザギザしている方は、舌が白くなっていることが多いです。
舌が白い原因は、

  • 体が冷えている
  • 新陳代謝が悪い
  • 内臓の働きが悪い

などです。

これは、舌の周りがギザギザしている時よりも自律神経の働きが低下している状態です。
めまいや不眠もある場合が多いです。

ちなみに舌が白く見えるのは、カンジダという菌の一種が増えてしまっているからです。
これは細菌に感染したということではなく、自律神経が乱れて体が弱っただけなので、休養や睡眠をたっぷりとれば治ります。

カンジダ菌は、常在菌(じょうざいきん)といい、健康な状態でも口の中に存在しています。
自律神経がきちんと働いていると、免疫がしっかり働くので舌が白く見えるほど増えることはありません。
しかし自律神経の働きが低下すると、免疫力が低下して口の中でカンジタ菌が増えてしまうのです。それで舌が白く見えるのですね。
ひどくなると、味が感じにくくなったり、舌に違和感を感じたりすることがあります。

また、自律神経の働きが低下すると自律神経失調症になりますから、悪化するとパニック障害・うつ・不安症などになりますので注意が必要です。

対策としては、まずは休養です。たくさん寝て、消化のいいものを食べましょう。
ビタミンやミネラルは安全なサプリメントで取ってもいいでしょう。

ある程度休養を取ったら、少しずつ体を動かしましょう。
大きな声も出せると更に良いです。

「休養・運動・声出し」

これを続けていくと自律神経が活性化してきます。

舌が黄色い原因

舌が黄色い方は、心と体がストレスとケンカしている状態で、交感神経が過剰に働きすぎてしまい、副交感神経が働けていない状態です。
ストレスが多かったり、忙しいのが続いていたりしていませんか。

  • 吹き出物
  • ニキビ
  • 黄色い鼻水や痰が出る
  • 化膿しやすい(傷などが膿みやすい)

などの症状も出てくることも多いです。

これはどういう状態かというと...「今は耐えられるが、これが続くと危険」という状態です。

もうすぐ、あなたの体と心からエネルギーがなくなってしまいます。
すると、過剰に働いていた交感神経が疲れきってしまい、全く働けなくなっていまいます。
既に副交感神経も働けなくなっている状態ですから、自律神経がまったく働けずにストレスに負けてしまい、パニック障害・うつ・不安症になりやすくなります。
不眠が続いたり、食欲がなくなったりしたら危険だと思ってください。

対策として、少しでもストレスから離れることをお勧めします。そして休養を少しでも増やしてください。

コーヒーや栄養ドリンク剤など、カフェインを体に入れることで忙しさを乗り越えようとしている方も多いでしょうが、これは自律神経を更に危険な状態へと追い込むことになります。

また、食欲がある方もいると思いますが、お肉や辛いもの、お酒などは避けてください。

舌で分かる自律神経の悪化具合と症状のまとめ

自律神経失調症やうつなど色々な症状がありますが、舌で見た悪化具合をお伝えします。

体調を崩す一番の原因は自律神経の乱れです。
これは自律神経失調症といい、早めに治しておくと大事に至らないのですが、悪化すると治すのに何年もかかることになる場合があります。
やる気はありますが、体がついてこなくなった状態です。
この時、舌は黄色っぽくなります。

自律神経失調症が悪化すると「うつ状態」になります。
やる気が段々と失われ、頑張らないと日常生活も送れない状態です。
不安やあせりが出てきたり「自分はダメな人間だ」というような自己否定的な考えが頭から離れなくなったりすることもあります。
パニック障害などになることもあります。
この時、舌は白くなります。

更に悪化すると「うつ」になり、最悪、治るまで10年かかる場合もあります。
家事や仕事は出来ず、非常に苦しい状態が続きます。
舌の状態は白さが増すか、舌が小さくなったり、赤みがかったりする場合があります。

※左にスライドできます。

状態 舌の状態 症状

自律神経失調症

黄色い

  • 吹き出物
  • ニキビ
  • 黄色い鼻水や痰が出る
  • 不眠

うつ状態
パニック障害
不安

白い、ギザギザがある

  • 冷え
  • 食欲不振
  • めまい
  • 不眠
  • 免疫力低下による風邪など

うつ

小さくなる、赤みがかる

  • やる気が出ない
  • 不安が強い
  • 自己否定感

※ これらはあくまでも目安です。早いうちに専門家に見てもらいましょう。

※ 舌がギザギザしていたり、色が黄色や白っぽくなっていたりして健康状態が気になる方は、いちど自律神経チェックをすることもおすすめします。


体の仕組み

ページの先頭に戻る

(C) 1996 健療施術院