症状は体からのSOS

更新日:2017.10.25

執 筆:整体師 角道征史

ちょうど季節の変わり目で、暑くなったり、寒くなったり、また雨もよく降ったりと温度・湿度のストレスも多く調子を崩しやすい季節、いかがお過ごしですか?

みなさんが最初に病院や整体に行こうと思うのは、体や心など、どこかで不調を感じたことがきっかけではないかと思います。
辛いからこの辛さを何とかしたい。病院や整体ならなんとかしてくれるのでは、という期待感を抱いて行くのではないでしょうか。
手術や薬、整体などで、とりあえず楽になればそれでOK!となると思います。

しかし、ちょっと待って!!!

なんでこんなに調子が悪くなるの???

これがすっごく大切なんです。

だってわざわざ具合が悪くなるんですよ!
痛いし、苦しいし、元気なくなるし、気分悪いし…
なんでこんな苦しい思いをしなきゃいけないのか、理不尽だとは思いませんか?

実はこうした調子の悪さや様々な症状は、体や心、そして自分の命を守るためのSOSのサインなんです。
気付かないと大変なこと、最悪死んでしまうので、そうならないようにわざわざ不快な状態を作ってお知らせしてくれているんですね。

負担がかかり過ぎているから、負担のかかり過ぎたところが痛くなる。
ここ負担かかり過ぎてるよ、と知らせてくれているんです。
エネルギーが不足しているから、心も頭も体も動かない。
これ以上エネルギーを無駄に浪費させないようにしてくれているんです。

もし検査で異状がないと言われても、辛いということは、問題があるからそれを解決して欲しいと体からSOSのサインが出ているんです。
ただ検査では原因が分からなかっただけなんですね。
こうしてかかりすぎている負担を軽減し、エネルギーを補給してあげることを体は求めています。
体の要求を満たしてあげれば、辛い症状は改善していくんですね。

春や秋などの季節の変わり目や環境の変化で調子を崩しやすいということは、それだけ体に余裕がないということです。
心にも、体にも、そしてスケジュールにも、余裕が持てるといいですね。


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