自律神経失調症と冷え、しもやけ

更新日:2014.07.03

執 筆:整体師 日向

「防寒対策はちゃんと出来ていますか?」

防寒対策がしっかり出来ていないと「しもやけ」になってしまうかもしれません。東洋医学では、下半身や手足の冷えなどの寒冷症状は、体を温める原動力となる陽気(ようき)が不足していたり、気や血のめぐりが悪い(あるいは不足している)状態のときに、外部からの寒冷刺激を受けると「しもやけ」になりやすいと考えられています。

寒さの邪気(じゃき)のことを寒邪(かんじゃ)といいますが、この寒邪には組織を収縮させたり陽気の働きを邪魔したり気や血のめぐりを悪くさせるという特徴があります。特に冷えなどで陽気が不足し、寒冷症状が強く出ている人ほど寒邪の影響を受けやすくなります。寒邪が強くなると「しもやけ」になる可能性がぐんと高くなるのです。

また皮膚には毛細血管が網目のように広がっていて、寒い日には血管が細くして血流量を減らして体温を外へ逃がさないようにします。(逆に暖かいときは血管が太くなって血流量を多くして体温を外へ逃がして調節しています。)

この毛細血管が寒さで麻痺して血流量の調節が出来なくなるのもしもやけの原因の一つです。

しもやけの症状の原因と対策

「しもやけ」になると最初、冷えから白っぽくむくんできます。その後、気や血の循環障害がおこり紫色になってそれが続くと患部が熱を持って腫れたり、潰瘍やビランができてきます。主な症状はかゆみですが、ひどくなると痛んだり、皮膚の感覚が鈍くなったりします。

「しもやけ」は寒い日でも外で遊ぶ子供や寒い地方に住む人に多いというイメージがありますが、冬でも薄着の若い女性にも多くみられます。またお刺身や南国産の果物、生野菜などは身体を冷やして陽気不足を招く原因になりますので、特に冷え性の人はこれらを控えるか、止めるようにしましょう。

身体を暖かくしていれば「しもやけ」にはなりません。まだしばらく寒い日が続きますから衣食住すべての面で防寒対策をとる事が必要です。みなさん、春までもうすぐです!体調を壊さないように気をつけましょう。冷えは自律神経失調症をひどくしたり、冷え自体が自律神経失調症の症状の一つでもあります。
自律神経失調症のかたは特に冷えには気をつけて下さい。


ページの先頭に戻る

(C) 1996 健療施術院